[講 師]小林 宏之氏(航空評論家)
[場 所]金沢商工会議所会館
1F大ホール
〔来場者〕約140名
〔第一部〕
航空評論家・元日航パイロットの小林宏之氏が「元日航機長が読み解く危機管理」と題して講演を行いました。小林氏は危機管理の鉄則として「悲観的に準備し楽観的に対応することが大事だ」と話し、ミスの多くにはヒューマンエラーが関与しており、お互いに確認し合うことがミスを防ぐために重要であると話しました。
〔第二部〕
日本エネルギー経済研究所中東研究センター長の保坂修司氏が「中東情勢とエネルギー安全保障の課題」と題して講演を行いました。保坂氏は政治や経済、宗教などによって複雑に絡み合う中東の状況について解説。中東の安定化は石油の輸入を中東に依存する日本にとって重要であると話しました。
[講 師]橋本 五郎氏
(読売新聞特別編集委員)
[場 所]ホテルグランテラス富山 3F
〔来場者〕約370名
読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏を講師に迎え「これからの日本の行方~政治・経済・環境・エネルギー~」と題して講演を行いました。
橋本氏は環境・エネルギー問題について、脱炭素社会の実現が不可欠であると強調。安全性には慎重の上にも慎重であることを前提に、地球温暖化問題の観点から原子力発電の役割と利活用に言及しました。そして、「最後は政治が努力しなければならない」と話しました。
[講 師]
江守正多氏(国立環境研究所地球環境センター副研究センター長)
務台 晴雄氏(博報堂コンサルティング取締役COO)
[場 所]ホテル金沢 2階ダイヤモンド
[来場者]約80人
〔第一部〕
国立環境研究所地球環境研究センター副研究センター長の江守正多氏を講師に招き、「地球温暖化と私たちの未来」と題して講演を行いました。江守氏は地球温暖化による海面上昇や異常気象等のリスクを紹介し、「脱炭素化の達成には社会の大転換が起きる必要がある」と指摘。「地球温暖化に関心を持って周囲の人と話し合ってほしい」と地球温暖化対策の重要性を訴えました。
〔第二部〕
株式会社博報堂コンサルティング取締役COOの務台晴雄氏を講師に招き「5G革命で変わる暮らしと社会」と題した講演を行いました。務台氏は5Gによって変わる生活について紹介し、アジア・欧州・北米の各地区での導入事例の違いについて話しました。
[講 師]鵜飼光子氏(北海道教育大学名誉教授)
[場 所]ホテルグランテラス富山
〔来場者〕約150名
〔第一部〕
北海道教育大学 名誉教授の鵜飼光子氏を講師に招き、「食品と放射線」と題して講演を行いました。鵜飼氏はジャガイモの発芽を止めるために放射線を照射している事例を紹介し、殺菌、殺虫など様々な用途で活用できると話しました。また、海外での食品照射の例を紹介し、食品照射は衛生や保存の役に立ち食中毒の予防だけでなく、貧困や地球温暖化の対策にもなると話しました。
〔第二部〕
オーケストラ・アンサンブル金沢のメンバーによる弦楽四重奏を行いました。
[講 師]門倉 貴史氏(エコノミスト)
[場 所]ホテルグランテラス富山
〔来場者〕約140名
エコノミストでBRICs経済研究所代表の門倉貴史氏を講師に迎え、「世界経済を揺るがすエネルギー資源獲得競争」と題して講演会を開催しました。
門倉氏は米中貿易戦争や英国のEU離脱などの影響から日本の景気は後退する可能性が高いと話しました。また、中国・インドなどで原油の消費量が増え続けることで、原油価格が上昇する見込みだと指摘し、リスクを分散するために、石油・石炭・LNG、再エネ、原子力をバランスよく活用していく必要性について話しました。
[講 師] 山本 隆三氏
(常葉大学経営学部教授)
牛窪 恵氏
(トレンド評論家)
[場 所]金沢商工会議所会館
1F大ホール
[来場者] 約120名
〔第一部〕
山本隆三氏(常葉大学経営学部教授)が「幸福を作るエネルギー政策とは」と題して講演を行ないました。山本氏は経済・暮らしとエネルギーの関係について解説し、原子力発電は安定的な電力価格や気候変動対策など様々な便益があると指摘しました。
〔第二部〕
牛窪恵氏(世代・トレンド評論家、マーケティングライター、インフィニティ代表取締役)が「男損の時代~男女の幸せ格差を考える」と題して講演を行ないました。牛窪氏は各世代の特徴についてふれつつ、世代の違いを意識しながら、楽しく生きていくための工夫について話しました。