講演会

2020年度

令和3年3月5日(金)~3月8日(月)オンライン講演会(公募)

[演 題] 温室効果ガス排出実質ゼロとこれからの企業経営
[講 師] 進藤 勇治氏(産業評論家 前東京大学特任教授 元通産省企画官)
[参加数] 約200名

 温室効果ガス実質ゼロ(カーボンニュートラル)は、世界の大きな潮流だが、並大抵の努力では実現できない。しかしながら、その実現へ向けた取り組みは新しい時代をリードしていくチャンスでもあり、そのためには大胆な投資によるイノベーションを起こす民間企業の前向きな挑戦、経済と環境の好循環につなげるための国の産業政策(グリーン成長・脱炭素化の投資に対する強力な後押し)が必要と訴えました。 

令和3年1月21日(木)~1月23日(土)オンライン講演会

〔演  題〕エネルギーの過去と未来 ~日本のエネルギーを考える~
〔講 師〕 金田 武司 氏(株式会社ユニバーサルエネルギー研究所 代表取締役社長)
〔参加数〕約90名

 日本のエネルギー利用変革の歴史を辿り、エネルギーの海外依存度の高さや近年の自然災害による大規模停電の増加、そして、島国であるという日本の特殊性を考慮した上で、原子力や再生可能エネルギーなどを利用したエネルギーミックスを進め、自給率を高めていくことの重要性を協調した。

令和2年12月7日(月)8日(火)オンライン講演会

[講 師] 奈良林 直 氏(東京工業大学 先導原子力研究所 特任教授・北海道大学名誉教授)
[演 題] 「福島原発事故を踏まえた安全対策のいま」
[参加者] 約110名
 

 再生エネルギーを主力電源化することへの課題を指摘するとともに、福島第一原子力発電所の事故を教訓にした安全対策を紹介し、トラブルには、その事象の予兆に気付くことや海外の類似事例を踏まえた保全活動に努めることの重要性を強調しました。

令和2年11月5日(木)、6日(金)会員対象 オンライン講演会

〔演 題〕戦後日本のエネルギー政策の評価とコロナ時代のエネルギー問題
〔講 師〕十市 勉 氏(日本エネルギー経済研究所 参与)
〔参加数〕約140名
 戦後日本のエネルギー政策を第1期~第5期に分けて政策を紹介し、国際情勢、気候変動リスク、技術革新、自然災害に強い電力体制、といった観点を踏まえたコロナ時代における政策課題について講演しました。

令和2年10月8日(木)会員対象 オンライン講演会

〔演 題〕メディアから見たエネルギー問題 ~2030年目標へ向けた提言~
〔講 師〕井伊 重之 氏(産経新聞 論説委員)
〔参加数〕約70名
 国や電力事業者によるエネルギー基本計画の達成へ向けた積極的理解活動が必要であり、温暖化対策については、世界はまだまだ石炭火力発電が主流で、世界的課題として先進国の取り組みに加え新興国の削減対策が焦点となると講演しました。